詩集《第1号》から《第17号》までの表紙アートワーク達
(Cover artworks from the poetry anthology 《1st issue》 to 《17th issue》)
詩集の表紙(Cover of Poetry anthology)
“La Guarida Del Lápiz y Papel(鉛筆と紙の隠れ家)” 発行のデジタル詩集(第5号)の為の表紙アートワーク🖋🎨
(“La Guarida Del Lápiz y Papel”: スペインの友人Mia Pemanさん、Greg Dさんのウェブサイト)
This is the cover artwork for the digital poetry anthology(5th issue) that published by “La Guarida Del Lápiz y Papel”🖋🎨
(“La Guarida Del Lápiz y Papel”:Spanish friends Ms.Mia Peman and Mr.Greg D’s website)
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📕詩集《第7号》(Poetry anthology《7th issue》)
📕詩集《第6号》(Poetry anthology《6th issue》)
📕詩集《第5号》(Poetry anthology《5th issue》)
📕詩集《第4号》(Poetry anthology《4th issue》)
📕詩集《第3号》(Poetry anthology《3rd issue》)
📕詩集《第2号》(Poetry anthology《2nd issue》)
📕詩集《第1号》(Poetry anthology《1st issue》)
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ウェブサイト website《La Guarida Del Lápiz y Papel》
【私達の生活の春(La Primavera De Nuestras Vidas)】
mechanical pencil(シャープペンシル),
acrylic,
illustration board 30×21×0.2cm(A4)
2019年
テーマ:私達の生活の春(La Primavera De Nuestras Vidas)
<詩(my poem)>
【私達の生活の春(La Primavera De Nuestras Vidas)】
この美しい星に留まることを許され
この真実の星が私の魂の故郷となった
あの時から永遠の時間が過ぎ
私はこの煌めく星で生き続ける
他の星には私の居場所は無く
この宇宙の何処にも安らげる場所はない
そう、私には帰る場所はもう無いのである
そして、帰りたいと想うこともない
私の唯一の居場所であるこの地球
この煌めく星に、またこの季節が訪れる
空気が舞い、花が踊り、光が笑う 春
人は微笑み、人々は心を緩め、皆が暖かさと戯れる
私はそっと過去を想い、そして輝く未来を想う
私の生活、私の人生、私の命
それは
私達の生活、私達の人生、総ての人達の命
この美しい星で私は想う
真実はここに在るのだと
この煌めく星で私は想う
皆が真実なのだと
私はこの季節に想う
私も春に触れたいと
そして私は未来を願い続ける
―― 他号のデジタル詩集の表紙アートワーク ――
《第7号(7th issue)》
【月の下を歩く(Paseando bajo la luna)】
mechanical pencil(シャープペンシル),
acrylic,
illustration board 30×21×0.2cm(A4)
2019年
テーマ:月の下を歩く(Paseando bajo la luna)
<詩(my poem)>
【月の下を歩く(Paseando bajo la luna)】
“わたし”は夜の道を歩く
この真っ直ぐな夜の道を歩く
細くて、どこに続いているのか まだ解らないこの道を歩く
昼間の広い道の時もあったけど、立ち塞がるものも多かった
曲がりくねって楽しい道もあったけど、只の`まやかし´だった
今、”わたし”はこの真っ直ぐな夜の道を歩く
信じるものをこの心に抱いて
“わたし”を照らす大きな月に勇気付けられながら
“私”は夜の道を照らす
この世界の真っ暗な夜の道を照らす
暗くて、どの様な未来が来るのか解らない夜の道を照らす
昼間の明るい世界の時は、白い影として上空から “わたし”を見守り
曲がりくねった道で、騙されないようにと “わたし”を心配する
今”私”は、真っ直ぐな夜の道を歩く”わたし”を優しく見守る
純粋だった子供の”わたし”を見守る
信じることを思い出し、未来を見据えることを知った”わたし”を
“私”は時を超えて過去に赴き、未来を照らす大きな月となった
何も知らなかった”わたし”が遥かな未来に向かう姿をしっかりと照らす為に
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《第6号(6th issue)》
【川がゆっくり流れる場所(Donde El Río Fluye Lentamente)】
acrylic,
illustration board 30×21×0.2cm(A4)
2019年
テーマ:川がゆっくり流れる場所(Donde El Río Fluye Lentamente)
<詩(my poem)>
【川がゆっくり流れる場所(Donde El Río Fluye Lentamente)】
ああ、何年振りだろう、この丘の夜の空気を吸うのは。
二人で毎晩ここに仰向けになり夜空を眺めた。
あの日々と同じ星達の流れが今も変わらず眩しく瞬く。
懐かしい夜を思い出し、仰向けになってみる。
あの日々が甦る。
まるで彼女の右肩が触れているかのように左肩が温かい。
まるで彼女の右手と握り合っているように左手が温かい。
夜空の端から端へと流れる煌めく川の流れは、目頭が熱くなると共に霞んで、熱いものが耳の方へと流れると共に煌めきを取り戻す。
美しい天空の川の流れは、私に哀しく微笑む。
大きく拡がる川の流れは、私を暖かく包む。
そして、未来へ羽ばたけと言いながら私を凝視する。
ああ、川は優しく、そして厳しく、私を大きく包み込む。
ああ、あれから3年。
私は懐かしく、あの丘で眺めた天空の川を思い出す。
ここは、私が未来を求めた場所。
今、あの川は、大気に邪魔されず瞬くこともない。
そして、地平線に切り取られることもない。
天空の川は、私の目の前で、より巨大な姿で真の煌めきを放っている。
ああ、私は宇宙船の展望室で川を眺めている。
ああ、真の天空の川の煌めきを感じている。
そして真の川の暖かさに包まれる。
それはまるで彼女の暖かさ。
ああ、やっと逢えた。
ああ、彼女の魂との再会。
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《第4号(4th issue)》
【嘘と幽霊、情熱と欲望(Mentiras y fantasmas, pasiones y deseos)】
acrylic,
illustration board 30×21×0.2cm
2018年
テーマ:嘘と幽霊、情熱と欲望(Theme:Mentiras y fantasmas, pasiones y deseos)
<詩(my poem)>
【嘘と幽霊、情熱と欲望(Mentiras y fantasmas, pasiones y deseos)】
魂
それは、マインドを生み出す。
マインドは人間としての人生を計画し、その通り歩めるかを試す。
魂はマインドの経験を記憶し、マインドの一生が終えた後、次のマインドに記憶を継承する。
マインド
それは、純粋なままで一生を終えることを試される。
魂を純粋なままに保つ為に。
マインドが一生を終えると、エネルギー体として、さ迷うことになる。
純粋なままで一生を終えたマインドも、天国へ行くことは殆ど無い。
嘘をつき続けたマインドは純粋さを失い堕ちていく。
純粋なままでも、堕ちても、マインドはネガティブエネルギーが100%の存在となり、さ迷う。
この世界は実は幽霊で一杯なのである。
過去生、今生、来生
魂は、人間が死ぬと次のマインドを生む。
そして次の人間として生まれる。
人間とは、生まれ変わることはない。
過去生は同じ魂から生まれたが、別の人間である。
同じ記憶を持った別の人間。
今生の自分が死ねば、魂は来生の自分を生む。
それは別の自分。別の人間である。
魂は代々のマインドの記憶を積み重ね、それぞれのマインドは魂の記憶を総て共有して持っている。
そして、それぞれの過去生は幽霊として永遠にさ迷っている。
純粋さ
それは、魂にとって、とても重要である。
一度堕ちてしまうと、もう純粋さを取り戻せないからである。
だから、魂はマインドに投げ掛ける。
純粋なままで一生を終えることを。
だから、マインドは計画する。
純粋なままで一生を終えることを。
情熱
それは、純粋さを保つこと。
純粋さとは、気高さ。
欲望
それは、堕ちていくこと。
堕ちるとは、プライドを持つこと。
情熱と欲望
それは、気高さとプライド。
それは、真逆のもの。
人間
それは、殆どが墜ちてしまった者達。
しかしながら、僅かに残った純粋な者達は、
その気高さと情熱を持って、
今生を計画通りに生き抜こうと、前を向いて進む。
欲望とプライドにまみれた者達に遮られながらも、
真実に辿り着こうと、抗い続ける。
それが、
総ての次元の目的
それが、
この次元(宇宙)の目的
それが、
真実の星と呼ばれる、この地球の目的
それが、
10億年間続く、この星のシステム
私は晴れ(Hare)
光と闇を融合する者
真実を視る者
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《第3号(3rd issue)》
【禁じられた夢ー時の牢獄ー(Prohibited DreamsーThe Prison of Eternal timeー)】
mechanical pencil(シャープペンシル),
acrylic,
illustration board 30×21×0.1cm(A4)
2018年
テーマ:禁じられた夢(Theme:SUEÑOS PROHIBIDOS)
<詩(my poem)>
【禁じられた夢ー時の牢獄ー(Prohibited DreamsーThe Prison of Eternal timeー)】
ああ、あの青い空
あの震える青い空
あの震えるように煌めく青い空
ああ、あの淡く煌めく青い空
ああ、あの青い星
あの震える青い星
あの震えるように煌めく青い星
ああ、あの淡く煌めく青い星
ああ、彼女の青い瞳
彼女の震える青い瞳
彼女の震えるように煌めく青い瞳
ああ、彼女の淡く煌めく青い瞳
ああ、私の遥かな昔の記憶
私の唯一の真実
遥かな時の間、虐げられ
永遠の時の間、閉じ込められ
誰の記憶からも忘れ去られた
そして、無かったことにされた
今、その過去は開かれ
あの青い空は
あの青い星は
あの青い瞳は
淡く煌めき蘇る
ああ、真実の空
ああ、真実の星
ああ、真実の瞳
禁じられた夢が今、蘇る
Oh, that blue sky
That trembling blue sky
That blue sky that sparkling like trembling
Oh, that pale sparkling blue sky
Oh, that blue planet
That trembling blue planet
That blue planet that sparkling like trembling
Oh, that pale sparkling blue planet
Oh, she’s blue eyes
She’s trembling blue eyes
She’s blue eyes that sparkling like trembling
Oh, she’s pale sparkling blue eyes
Oh, my far-old memory
My only truth
During the long time, oppressed
During the eternal time, confined
It was forgotten from anyone’s memory
And it was made that it did not existed
Now, that past is release
That blue sky is
That blue star is
That blue eyes are
Pale sparkling, be revive
Oh, the sky of truth
Oh, the star of truth
Oh, the eyes of truth
The prohibited dreams revives now
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《第2号(2nd issue)》
【砂を纏う風の誓い(The vow of the wind clad in the sand)】
mechanical pencil(シャープペンシル),
acrylic,
illustration board 30×21×0.1cm(A4)
2018年
テーマ:砂の愛撫(Theme:Acariciados Por La Arena)
<詩(my poem)>
【砂を纏う風の誓い(The vow of the wind clad in the sand)】
私は風になった
この星と伴に滅ぼされ、私は風になった
そして、この星は砂漠の星になった
かつて街であり、生活であり、幸せであったものの細かい欠片である砂を私は舞い上げ、
もう一度、あの希望に満ちた光景を再現しようと試みる
何度も何度も永遠に試みる
ふと遠くに意識を向ける
そこにはかつて木々が繁り草花が覆う小高い丘があった
私はそこに一瞬淡い光を視た
私は疾うに棄てたと想っていた、心が躍り胸が張り裂けんばかりの感情が沸き上がるのを感じた
かつて私が愛し総てを捧げた女性の姿を視た
私は彼女の為に戦った
私は彼女の星であるこの星の為に戦った
そしてこの星も彼女も私も…
私は突風となって丘まで一目散に走った
でも誰もいなかった
何も無かった
総てが砂と化したこの星には、星を覆う砂と、そして風となった私しかいないのだ
流れる筈のない涙が、風となった私の頬を流れる感触を感じる
そして目を瞑る
ああ
そこには、あの蒼々とした丘があり、あの木々があり、あの草花があり、そして彼女がいた
私はそっと近寄り微笑みかける
彼女もこちらに顔を向け微笑む
ああ
あの幸せな日々をもう一度
ああ
あの希望に満ちた日々をもう一度
ああ
私が愛した彼女をもう一度
私は砂を舞い上げた風となり、かつての姿を纏い、私の願いが創り出した彼女を撫でるように抱き締めた
もう永遠に離さないと誓いながら…
I became the wind.
I was destroyed with this star and I became the wind.
And this star became a desert star.
I frying up the sand, which is infinite small piece of that used to be a city, a life, and a happy one,
Once again, I will try to reproduce that hopeful sight.
I will try forever over and over again.
I will turn my consciousness far away.
There used to be a small hill where the trees were once busy and the flowers covered.
I saw a faint light for a moment there.
I felt the feeling I was thinking I had abandoned long ago. I felt that my heart began to dance and my emotions burst up.
I saw the appearance of a woman that I loved and devoted all.
I fought for her.
I fought for this star which is her star.
And this star, her, I am …
I became a blast of wind and ran all the way to the hill.
But there was no one.
There was nothing.
In this star which all turned into sand, there is only sand covering the stars, and there is only me who became the wind.
I can’t shed tears for became the wind, but I feel it is flowing on my cheek.
And I close my eyes.
Ah
There was that lush hill, that trees, that flowers and grasses, and she was.
I gently approached her and smiled.
She also smiles at me.
Ah
I wish that happy days again.
Ah
I wish that hopeful day again.
Ah
I wish once again her I loved.
I became the wind that laise up the sand, and clad in the former my shape by sand, and caress her who created by my wish.
While swearing that I will stay with you for eternity …
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《第1号(1st issue)》
【The goddess of truth】
mechanical pencil(シャープペンシル),
acrylic,
illustration board 18×26×0.1cm(B5)
2018年
テーマ:最後の言葉…おそらく最も美しい(Theme:Las Últimas Palabras… Quizás Las Más Bellas)
<詩(my poem)>
【The goddess of truth】
私の想い出。
遥かなる遠い日の想い出。
10億年前も、あなたは美しかった。
そしてあなたは清らかだった。
私がこの地球を見つけ、あなたに出逢い、私は真実を見つけた。
あの日。
私達の最後の日。
あなたは涙を浮かべながら私に告げた。
それがあなたの最後の言葉だった。
あの日。
私を追って、私の母星の戦艦が地球に押し寄せた。
そして、彼らは地球を滅ぼすと言った。
それは地球が彼らより超能力が高かったから。
「信じています。いつまでも。」
無理に笑みを浮かべた唇から出されたあなたの言葉は美しかった。
いつまでも忘れられない美しい声だった。
あなたの最後の言葉。
あなたは私を見送った。
母星の戦艦と戦う為に、宇宙船に乗る私を見送った。
二人とも解っていた。
もう逢えないことを。
私は滅ぼされた。
地球は滅ぼされた。
そして、あなたも滅ぼされた。
あなたの最後の言葉を今でも忘れていない。
10億年後の今、二人は再び出逢った。
美しいあなたが蘇る。
美しいあなたの言葉が蘇る。
「信じています。いつまでも。」
そして、美しい地球が蘇る。
My memories.
Memories of a faraway day.
You were beautiful one billion years ago too.
And you were pure.
I found this earth, I met you, and I found the truth.
That day.
Our last day.
You told me with tears floating.
That was your last word.
That day.
Following me, the battleship of my mother star reached the earth.
And they said they would destroy the earth.
Because the Earth had highter supernatural power than them.
“I believe in you. forever and ever.”
Your words issued from the lips of forced smile were beautiful.
It was a beautiful voice that I could never forget.
Your last words.
You saw off me.
You saw off me that went aboard a spaceship to fight a mother star battleship.
You and I understood.
We can never meet again.
I was destroyed.
The earth was destroyed.
And you were destroyed.
I still do not forget your last words.
Now, after a billion years, you and I have met again.
Beautiful You will revive.
Your beautiful words will revive.
“I believe in you. forever and ever.”
And the beautiful earth revives.