mechanical pencil,
acrylic,
illustration board 26×18×0.2cm(B5)
2022年
《夢の中での出来事(Events in my dreams)》
2019年11月30日 朝4時過ぎ、私は奇妙な夢を見た。
私は夢の中の世界で、両手から宝石を噴出していた。
“出す”という私の思念に伴い、手のひらから宝石が湧き出していた。(普段の、手からエネルギーを出す時と同じ感覚である。)
それらの宝石は、この夢の中の妹の為に出したものである。(今生の私には妹はおらず、また初めて会った人であるが”妹”だと感じた。)
緑色のもの、青色のものが主に涌き出ている。赤色や黄色のものもある。
すかさず2度目に宝石を出した時、その妹は『凄い、手からどんどん涌き出てる』とビックリしながらも喜んでいた。
そう、”出す”と想えば、いくらでも手のひらから出るのである。
そして、その宝石を手に取った妹は、『うわぁ、軽い』と驚いていた。私もそれらを手に取り、その軽さに驚いた。自分自身で出した宝石なのに、私は初めてその宝石を見て触ったのである。
皆3、4cmはあり、大きいものは6、7cmもある。それは原石ではなく既にカットがされている。
そして突然、私と妹のそばに現れた髭面の男(知り合いだと想う)が言った。
『これは、ティアルツだ』と。
そこで私は目が覚めた。
奇妙な夢だった。
目覚めた私の脳裏にティアルツという言葉が焼き付いていた。
そして妹の顔、髭面の男の顔………手のひらから宝石を出す感触。
その感触は、今生の私が手からエネルギーを出す感触と同じであった。
今の夢は、今生の私の意識が時空を遷移し、私の過去生の意識に同調したのかもしれない。
そして、目覚めた私の心に、この宝石の物語が流れ出す。
そしてそれを私は書き留める……
《鉱物について(Regarding minerals)》
鉱物は生命体である。
動物や植物と同じくマインドがある。
巨大な岩も、大きな石も、小さな砂利も、一つ一つにそれぞれのマインドがある。
宝石やパワーストーンもそれぞれにマインドがある。
ネックレスやブレスレットやアンクレットなどは繋がれた石の一つ一つにそれぞれマインドがある。
同じ種類の石でも、そのマインドは性格が似ているがそれぞれ異なっている。
異なる種類となれば、性格は全く異なるものもいる。
それは人間や動物や植物と同じなのである。
黒い石や色の濃い石の多くは、そのマインドは闇でありネガティブである。
透明な石や色の薄い石の多くは、そのマインドは光である。
他の生命体と同じく、黒い石や色の濃い石が放つエネルギーは、痛くピリピリしている。
そして透明な石や色の薄い石が放つエネルギーは涼しい。
黒い石や色の濃い石のエネルギーに触れると、こちらまでエネルギーが堕ち、ハートチャクラは萎み、ネガティブになってしまう。
透明な石や色の薄い石のエネルギーに触れると、こちらのエネルギーも高揚し、清々しくなり、浄化され、ポジティブになる。
特にクリスタルは光のエネルギーが強く、その純粋なエネルギーの強さはこちらのエネルギーが弱い場合は痛く感じられる程である。
面白い能力を持つ石もある。
ラピスラズリは、触れた者の眼球の奥に刺激を与え、視力を向上し、視界を鮮明にする。
これが宝石やパワーストーンの効果の実情なのだか、それを正しく理解している者は少ない。
量子のエネルギーを感知したり、操作できる者でなければ、鉱物のエネルギーを感じられないからである。
《“ティアルツ”と呼ばれる宝石について(Regarding the jewels called “Tialz”)》
私が夢で私の過去生の世界に行き、私の過去生のマインドと同化し体験した出来事。
別次元の宝石であるティアルツという宝石を手のひらのチャクラから生み出すという体験。
ティアルツは空気のように軽い宝石。
僅かな重さしかない宝石。
この宝石は特殊な能力を持った者達の手から生まれる。
魔法使いの手のひらから生み出される宝石なのである。
彼らは、見る限り通常の宝石と変わらない。
緑色のもの、青色のもの、赤色のもの、黄色のもの、色々な色彩のものがある。
硬度も通常の宝石と変わらないし、種類によって様々である。
だが、彼らに触れると、初めての時は自分の感覚が信じられなくなる。いや、何度触れても不思議な感覚を伴う。
とにかく軽いのだ。本当に空気のように軽い。
魔法使いが生み出すからといって、幻ではない。時間が経つと消えて無くなるといったこともない。
そして実は、魔法使いが生み出しているのではなく、他の次元から移してきているのだ。
彼らティアルツは量子エネルギーを操る能力を持っている。
この現代の地球ではダークマターと呼ばれている量子。そのエネルギーを操る能力である。
ダークマターは時空間に織り込まれた量子であり、次元の根元的な量子。
引力と斥力を司る量子。
ティアルツはダークマターの引斥力を操り、自身の重さを軽減している。
彼らの実際の質量はそれなりに重いのだろう。
それをダークマターの引斥力で常に空気のように軽くしている。
果たして、彼らは何故、自身を軽くしているのだろう。
夢で行った過去生の世界で魔法使いと呼ばれているらしい私が、別次元から取り寄せていたティアルツ。
実は、彼らは魔法使いが頼んだ時や彼ら自身の緊急時には、引斥力を操る能力を更に大きくして、空中に浮かぶことが出来る。
引斥力を操る方向を変えれば色々な方向に動くことが出来る。
彼らは普段は動かないが、そうしようと思えば自由自在に空中を移動出来るのだ。
《夢と云われるものについて(Regarding what is called a dream)》
私は、夢は自分が造り出したものではなく、別の世界へマインドを飛ばしていると考えている。
別の世界とは、流れる時間が異なる過去又は未来の世界、又は別の次元の世界。
この次元の過去時間で生きる自分の過去生や、未来時間で生きる自分の未来生のマインド(※1)、又は別の次元の自分のマインド。
寝ている自分のマインドが肉体から離れ、それらの世界に飛んでいき、そこで生きる別の自分のマインドに同調して、彼らの経験を共有している。
私は夢というものをそう考えている。
※1:私は今生が輪廻の最終と云われている。その為、私には未来生は無い。私の場合、未来の夢を観るというのは、今生の未来時間の自分自身と同調していると考えられる。