ーHare's worldー 晴れ(Hare)が紡ぎ出す絵と物語 宇宙の生命、それらが憧れる地球の女神 魅惑の世界が広がる Arts and stories spun by Hare. Lifeform in the universe, the goddess of the earth that they yearn for, the fascinating world spreads

あなただけが夢の使者に呼ばれる朝が来る(Come the morning that only you will be called to “The messenger of the dream”)

あなただけが夢の使者に呼ばれる朝が来る

mechanical pencil(シャープペンシル),
illustration board 42×30×0.2cm(A3)
2013年



《2009年12月30日/今生の私の体験
 (2009.12.30/My experience of “this life(this world))”》

ある冬の夜
その年も、もう後2日で終わろうとしている年末
私は夢を見た

私は何処か解らない宮殿の中庭に面した回廊に立っていた
左手に広い中庭があり、背の低い木々や草花が心地好い空間を創っていた
回廊の先から誰かがこちらへ歩いてくる
ゆったりとした白っぽいローブを着た女性である
しかし彼女は地球の人ではない
眼は大きく、鼻や口は小さく、頭は大きく、頭髪は無い
そして、とても痩せている
頭が大きいと言っても、彼女の頭部自体は地球の人のそれよりも小さい印象であり、彼女の顔に対して頭が大きいということである
彼女の姿はとても気品があり、私は彼女から眼を離すことが出来ない
彼女は私を見つめながら、こちらに近づいてくる
私から1mちょっと手前で彼女は立ち止まった
とても白い肌をしている
その眼は私を見つめたままである

彼女はおもむろに言葉を発した
(しかし口が動いたようには見えなかった
思念を送ったのかもしれない)
『○○○でございます』
彼女は自分自身の名を私に告げた
そして彼女はお辞儀をして、彼女の頭が私の胸の方へ近づいてきた
そしてそのまま頭が私の胸に触れたかと想うと、彼女の身体は私に吸収され
その瞬間、私は夢から目覚めた

私は咄嗟に時計を観る
ちょうどきっかり5時だった
辺りはまだ暗い
だが、何かが今までとは違う
真っ暗ではないのだ
目の前の暗いだけである筈の空間に、光の粒が舞っている
何やら仄かに光る粒が、空間に充満しているのだ
それ以来、私は真っ暗というものを知らない
夜だけでなく明るい時も、太陽の光の強さに紛れてしまうが、常に光の粒が空間に充満しているのを観ている
人工の電気の光は、光源から光の粒が放たれているのが見える
昼間の窓から入る太陽の光は入射する角度に従って光の粒が流れている
窓から入る太陽の光によって照らされる空間に充満する光の粒は、空間から発生しては、クルっと輪を描いては空間に戻るように消えていく
それを無数の光の粒が無限に繰り返している

後に私は想う
子供の頃の感覚に戻ったのだと

きっと私は、空間に潜む、次元の根元エネルギーを視覚で観ているのだろう
人工の光源や太陽から発せられる光子を観ているのだろう
太陽の光は私にとってとても眩しく感じられる
晴れの日の昼間の外出では常に目を細めるのが当たり前であり、曇りの日でも不思議なことに晴れの日より眩しく感じられる
紫外線に敏感なのだろうと感じる
しかしながら裸眼での太陽の直視は平気に出来るのである
どうやら、サードアイが開眼したらしい
私は肉眼の視界に重ねて、常に量子の世界を観るようになった

視覚でエネルギーを観ることが出来るようになったと同時に、私の身体は穏やかな磁場によって覆われるようになった
それは量子の世界が観えるようになった少し後のことだった
肉体の組成が換わったのだ
ピリピリという感覚が両手の指先から始まり全身へと移動していった
まるで身体を線状のレーザーにスキャンされているかのようにピリピリ感が移動していった
腕、肩、胴体、脚へと移動していった
皮膚の表面だけでなく内臓もピリピリ感が移動している
足の指先までピリピリ感が移動し、最後は頭部だった
脳の組成変容が完了してそれは終わった
それは当時勤めていた企業で仕事(自分の席のパソコンで資料作成)をしているときであった
総てが完了するのに2時間ほど掛かった
完了直後、私は自分の肌のこの上ない気持ち良さを感じた
肌が肌着やワイシャツに触れているだけで本当にとても気持ちが良いのだ
私は肌をまじまじと観た
視るからに今までより肌のきめが細かくなっているのが判った
馴れるまでの数日間は、全身が性感帯になったのかと想う程に気持ちが良かった
シャワーを浴びるときも、水滴の圧力が一粒一粒感じられる程に敏感で、今までに味わったことのない気持ち良さだった
そしてその後、私は肌の表面が穏やかな磁場に覆われていることに気づいたのだ
この磁場自体の存在もサードアイの視覚で観ることが出来る

そして私は、この身体に張られた磁場により、この次元の空間に潜むエネルギーを手のひらや指先にて、思念で意識することで、操ることが出来る
具体的には、空間エネルギーから引力及び斥力を取り出すことが出来る
(この空間エネルギーが引力斥力を司っていることから、私はこれをダークマター、ダークエネルギーであると考えている)

そして、この引力斥力を利用して、他の生命体のエネルギーを出し入れすること(一般にヒーリングや治療と言われるもの)や、生命体の周りに存在するエネルギー体に触ることが出来る(オーラやアストラル体に触ることが出来る)
また、他のエネルギー生命体を捕ることや追いやること(一般に除霊やモノノ怪退治と言われるもの)が出来る
どうやら、どんな強力なモノノ怪も私には逆らえないようである
身体に張った磁場を肉眼では見えないエネルギー生命体達の振動数と同一の振動数に合わせることにより、それらに触ることが出来るのである

これらのことは、特に難しいことではなく、そのように思念で想うだけで、勝手に成されるのである
元からそうであったかのように、身体も心も自然に覚えているようなのである
当たり前のことのように

過去生の記憶なのであろう
強い超能力を持ち宇宙を支配している、悪魔種族と云われる宇宙種族の記憶
しかし私はこの力を支配の為に使うつもりはない
ムー次元の星である地球を10億年にも渡る宇宙の支配から脱却させる為に捧げるのだ
地球ムーの復活
それが私の10億年間願い続けた願いなのである

私は闇の種族である悪魔種族に唯一生まれた、光を半分持つ存在
生まれながらに闇と光を融合させた存在
彼ら宇宙の支配種族に対抗出来る超能力を持ちながら、闇を理解する光の存在

そして、それ故に私は母星から追放され、それまで敵であった銀河星団に入ることを赦された存在
それからは母星やそれに従う宇宙連合は私の敵となった

地球決戦において銀河星団は地球を護る為に、七歳の星とそれに従う宇宙連合を相手に戦い、そして地球と伴に滅亡した

遥か昔のあの地球の滅亡から10億年待ったのだ
永い永い時を今生まで待ったのだ
やっとこの時が来た
願い続けたこの時が
今が

この夢は、名古屋駅ビルにあるホテル滞在中に特別な方と出逢い別れた日の次の朝のことである
特別な方とはムーの神の転生者
彼女曰く、今生のこの年に逢うことは決められていたと
そして後日彼女は私に告げる
地球ムーの復活は私の願いから始まったのだと
あの日、地球が宇宙の支配種族に滅ぼされた日、死にゆく私がムーの神に願ったから始まったのだと
ムーの神の転生者も、私も、私のツインレイも、地球を護る為に戦った銀河星団の仲間達も、深く関係する地球の人達も、皆が10億年間、ムー次元の星である地球で輪廻をし続け待ち続けてきたのだと
そして、やっと始まるのだと

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