羽虫 マゼンタフレア（Winged insect Magenta flare）

mechanical pencil(シャープペンシル),
acrylic,
illustration board 9.2×38×0.2cm
2023年

このアートワークに関連したアートワーク
Artwork related to this artwork

※リンク(Link)
→黄金のクリスタル（Golden Crystal）

→風船鳥 バルーンバード（Balloon bird）

《羽虫 マゼンタフレアについて（Regarding Winged insect Magenta flare）》

アートワーク【黄金のクリスタル（Golden Crystal）】に於いて風船鳥 バルーンバードと並行して飛んでいる羽虫。

腹部から後ろへ長く延びて広がるマゼンタ色のフレア状の部分により、マゼンタフレアと呼ばれる。また、フレアを含む身体全体が仄かに光を放っている為にそう呼ばれる。
体長5～6mもある大型の羽虫。
クリスタル採掘場である洞窟内に多く生息しており、クリスタルエネルギーを摂取して生存していると考えられている。

In the artwork【Golden Crystal】, a winged insect flying in parallel with Balloon bird.

It is called a magenta flare due to the magenta flare-like area extending long and wide from the abdomen. It is also so called because its entire body, including the flares, emits a faint glow.
A large winged insect, 5 to 6 meters in length.
They are often found in caves where crystals are mined, and it is believed that they survive by ingesting crystal energy.

《風船鳥 バルーンバードについて（Regarding Balloon bird）》

クリスタル採掘場におけるクリスタル運搬用に遺伝子操作して造られた鳥。
全長12m程、風船の直径6m程。
背部に大きな風船が設定されており、風船の根本の背部に埋め込まれたクリスタルによって風船の内部の熱交換を敏速に行うことで、垂直に上下移動が出来る。また、左右の翼と尾羽により前方に角度を付けた動きや左右の方向転換が出来る。
風船は内部の熱交換により膨らんだり萎んだりする。
クリスタルエネルギーを受けることで彼ら自身も暖まることが出来る暖房器となる。
風船の模様が個体毎に異なっている。
後頭部の後ろにヒューマノイドが搭乗する場所が造られており、生物的なキャノピーがある。
両眼の間に、暗闇の中でクリスタルの場所を見極める為のドーム形状のエネルギー観測器官がある。
脚は6本あり、前の2本でクリスタルを掴み、首や下腹部から出ている触手の様なものでクリスタルを器用に絡める。
喉元に4枚のエアブレーキがあり、顔方向に開くことで飛行速度を落とすことが出来る。
6本ある脚のクリスタルを掴んでいない後ろの4本で着地する。

知的生命体であり、思念交流で会話が出来る。
天然クリスタルに覆われたクリスタルの星に生息している。
このクリスタルの星は昔はクリスタル採掘が盛んだったが、規格品のクリスタルが工場で生産される現在は誰も見向きもしないようになり、棄てられた星である。
彼ら風船鳥達はクリスタルの星と伴に棄てられた種族。
現在は採掘場付近で群れで生きている。