ーHare's worldー 晴れ(Hare)が紡ぎ出す絵と物語 宇宙の生命、それらが憧れる地球の女神 魅惑の世界が広がる Arts and stories spun by Hare. Lifeform in the universe, the goddess of the earth that they yearn for, the fascinating world spreads

【売却済 Sold】
あの日ー殺戮の船ー#1(That dayーGenocide Shipー#1)

あの日ー殺戮の船ー

acrylic,
mechanical pencil(シャープペンシル),
illustration board 26×36×0.1cm(B4)
2017年
売却済 Sold



※リンク(Link)
あの日ー殺戮の船ー#2(That dayーGenocide Shipー#2)


《物語(Story)》

【あの日ー殺戮の船ー#1(That dayーGenocide Shipー#1)】

あの日、私は空を見上げた。
静かに煌めく浜辺で空を見上げた。
清らかに震える蒼い空を見上げた。

あの時、私はそこに黒い点を視た。
真実の蒼い空に、異様なまでに似つかわしくない黒い塊を視た。

それはどんどん大きくなり、瞬く間に蒼い空を覆っていき、急に夜が訪れたと間違う程に、その黒い船体の陰を私とその周りの浜辺全体に落とした。

黒い巨体に潰される寸前でそれはピタリと停まった。
立っていたら、頭は無かっただろう。
黒い巨体は、後退りする様に少しだけ動いた。
目の前の黒い壁に光の点が現れたかと思うと、その光は眩しく私を覆った。眩し過ぎて目を開けられない。

そして思念が頭に届いた。
“久し振りだな、変態君”
それは“光を求める心を持つ唯一の悪魔種族”として故郷の星を追放された私への、故郷の人達からの懐かしい呼び方だった。

彼らは私を追ってきた。
私のエネルギーを追って、この真実の星まで来てしまった。
なんたることだ。
奴等に見つかってしまった。この星が見つかってしまった。

“この星は滅ぼすことに決定された”
“君達、銀河星団はどうする?”

故郷の星の、あの忌むべき兵器が来てしまった。
殺戮の船(Genocide Ship)がこの真実の星に来てしまった。

殺戮の船
それは、直径100m、全長370mで、パイプ状に直径37mの穴が空いた姿をした船。
その形状は、エネルギーを流すことが出来る。
対象の星のエネルギーを吸い取る様に船の後方に流して貯め、七歳の星の種族の強大な思念により増幅させて、一気に前方に流して解き放つことにより、殺戮していく。
滅ぼされる星は自分達の星のエネルギーによって滅ぼされるのだ。

私達はこの星を護ろうとした。
同じ悪魔種族である私が盾になり、交渉を試みた。

だが、彼らは聞く耳を持たなかった。
私達は戦った。
この星を護る為に戦った。

そして
地球ムーは滅ぼされた
私達、銀河星団と伴に

遥か10億年の時を超えた
地球の記憶
ムーの記憶
私達の記憶

That day, I looked up at the sky.
On a quietly sparkling beach, I looked up at the sky.
I looked up at the blue sky trembling clearly.

At that time, I saw a black dot there.
I saw a black chunk that does not fit strangely in the blue sky of the truth.

It suddenly became bigger and immediately covered the blue sky in the twinkling of an eye.
The shadow of the black hull was dropped to me and the whole beach around it to the extent that a night suddenly arrived.

The black gigant stopped just before crushing me.
If I was standing there would have been no head.
The black gigant moved a little like to retreat.
I thought that a point of light appeared on the black wall in front of me, then that light became dazzling and then covered me.
I can not open my eyes because I am dazzling.

And a telepathy from a black ship came to my mind.
“It’s a while, Mr. Metamorphosis”

It was a nostalgic call from people of hometown star for me who was expelled from my hometown star as “the only devil race with the heart to seek light”.

They chased me.
They chased my energy and came up to this true star.
Is it okay for such a thing to happen?
It was found by them. This stars were found by them.

“We decided to destroy this star”
“What can you the galaxy clusters do?”

That detestable weapon of my hometown star has come.
Genocide Ship has come to this true star.

Genocide Ship
It is the ship with a diameter of 100m, a total length of 370m, and a figure in a pipe shape with a hole diameter of 37m.
Its shape can flow energy.
It flow to behind the ship so as to suck up the energy of the target star, and it stock energy,
Amplified by the mighty suparnatural power of the seven-year-old star tribe,
And at once flowing energy to foward of the ship, and by shooting energy, the ship genocid the stars.
The star which is genocid will be genocid by the energy of theirself star.

We tried to defend this star.
I became a shield of this star and I tried to negotiate with the same devil tribe.

But they did not respond.
We fought.
We fought to defend this star.

And
Earth Mu was destroyed
Together with the galaxy clusters that us

It has exceeded the time of one billion years
Memory of the Earth
Memory of Mu
Our memories

コメント (2)
  1. Miko より:

    私には鮮明な記憶としては無いのですが、この地球が何かによって失われるという霊感的なものが何処かに有るのが実のところです。遥か遥かに先のことなのですが、それは記憶の一部なのでしょうか?❓

  2. 佐々木晴英 より:

    そうですね、それは過去生の記憶だと想います。
    ムーの人である私の今生の母親も、大きな黒いものを見ると、怯えます。大きな水車でも、鯨の映像でも。
    私のツインレイのムーの女神の転生者も、大きな飛行機とか、それが発する音に怯えます。
    私は大きなものや黒いものに怯えることはありませんが、夢ではないウトウトと眠る前の状態で、夜の空を身体だけで上昇していき、大気圏ギリギリに停泊している、小さな窓が幾つもある、いびつな球体の黒い大きな宇宙船に乗ったことがあります。
    何とそこには私の個室もありました。
    船内には誰も居ませんでした。
    船内は薄暗く、サードアイで光が舞うのを視る私には丁度良い明るさなのを覚えています。
    彼女らの言葉や、私に見せられた立体映像体験を考慮すると、皆の過去生の記憶は同じなんだと感じます。
    10億年が経った今も、ムーの人達、銀河星団の人達にとって、滅ぼされたことは忘れることが出来ない記憶なのだと想います(T▽T)❇

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